ワンダーフェスティバル2019サマーの新作、再版アイテムなど
7月28日(日)に開催予定となっております、ワンダーフェスティバル2019サマーで販売予定のアイテムがぼちぼち完成しましたので、告知いたします。
新作その1 1/8 ランサー・アルトリア(Fate/Grand Order)
デジタル造形としては大体完成です。これから細かな調整をする予定です。
複雑な形状のロンゴミニアドを3D造形の妙で何とか再現しました。これからテスト出力を行って、パーツ分けと組み立てについて検証を行う予定です。
新作その2 ノンスケール ディフォルメ ダージリン(ガールズ&パンツァー)
まどさん (@hujikawasin) | Twitter のディフォルメアレンジのダー様を立体化したモノです。こちらは原型は完成しています。
再版その1 1/8 水着ジャンヌオルタ(Fate/Grand Order)
前回のワンフェスにて完売御礼となりました水着ジャンヌオルタの再版です。
再版その2 1/8 新妻 彩葉(新婚のいろはさん)
アニメ、超可動ガール1/6が好評放送中のOYSTER先生作「新婚のいろはさん」のヒロイン、彩葉さんのフィギュアです。
再版その3 1/1 ノーナ(超可動ガールズ)
現在好評放送中の「超可動ガール1/6」と、その続編「超可動ガールズ」のヒロインであり主人公でもあるノーナさんのフィギュアです。
ディフォルメダー様以外のフィギュアにつきましては、瞳デカール付属で、なるべく組みやすさを重視したモデルとなっております。
以上となります。こちら全てのアイテムの版権申請がおり次第、当ブログもしくはTwitterの方で告知させて頂きます。
メイドジャンヌオルタ出品中と、次の出品物などにつきまして
日付が変わってしまいましたが、ヤフーオークションにて、ガレージキット メイドジャンヌオルタの出品を開始しました。
今週の水曜日までの出品となっておりますので、よろしくお願いいたします。
メイドジャンヌオルタに続きまして、次の出品物も写真撮影が完了しました。
プレミアムバンダイ限定のMGシェンロンガンダムEWタウヤー装備です。
腰周りの寸詰まりな体型バランスの改善、新規造形の「獠牙」の肉抜き穴埋めなど、細かなディテールアップを行いました。こちらは明日(というか本日)出品予定となります。
最後に次の製作予定品となります、フレームアームズ・ガール フレズヴェルク ビキニ・アーマーverです。
最近製作していなかったので久しぶりのフレームアームズ・ガールシリーズとなります。こちらも早ければ今週中には出品予定となりますので、よろしくお願いします。
ゲートリムーバーセットを使ってみました
ゲートリムーバーセットをざっくりと使用してみましたので使用感などをレポートしようと思います。
セットの中には「RASER」「BALANCER」「RECOVER」の3種類の工具が入っていますが、本命は強化ガラスで出来ている「RASER」です。
ヤスリ面の裏地を触るとかすかな引っかかりはあるものの、指で擦っても普通のヤスリのような削れるような感覚はありません。軽く触っただけだと切削力があるようには見えない感じですね。
早速ヤスってみました。ゲートを軽く残して切断したパーツに当ててみます。
少し滑るような感覚はありますが、上手くヤスリ面に引っかかる角度に入るとサクサク削れる感じです。このへんはちょっとコツがいるかもしれません。削った感じは400~600番あたりのペーパーを当てた感じでしょうか。削れる量も大体そんな感じです。
あと、いわゆる水研ぎには対応していないと思います。水で濡らしつつ削ると滑ってうまく削れませんでした。
綺麗に削れました。少し驚いたのは研磨面にほぼキズらしいキズがなく、逆に少し光沢を帯びるような感じに仕上がることです。そこそこ番手が上なペーパーでヤスっても、普通はヤスリをかけました、みたいな曇ったような跡が残るのですが、そういう感じにはなりませんでした。
こういう平面のあるパーツだと目立ったキズもほぼ無く削れますが、強化ガラス製で当然固い素材なので、曲面などを削ろうと思うとちょっと難しい場合もありました(余計な場所にヤスリが当たる場合あり)。そういった場所は普通のペーパーを使った方がよさそうです。
サイズは程よい感じですが、キットによっては削りにくい場所にゲートが来るモノもありますので、その辺は臨機応変に使い分けるといいのではないかと。
次に削った面に「BALANCER」で軽く研磨します。文字の書かれた白い面が光沢仕上げで、逆はマット仕上げになります。
軽く数回擦っただけですが、結構テッカテカになります。先に研磨した状態にある程度依存しますが、あまりキズも目立たない感じでした。マット仕上げの裏面で擦ると、今度はつや消し仕上げを行ったかのようなマットな感じになります。BALANCERは双方の面を交互に使うと、光沢、つや消しと何回もやり直しができました。
2~3回しかやりませんでしたが、光沢が消えたマット面をBALANCERの光沢面で磨くとテッカテカな状態に戻るのは中々面白かったです。
なお、BALANCERのマット面仕上げを使っていて、メラミンスポンジで似たような効果になったような気がしたので、実際にメラミンスポンジを用意して使ってみましたが、似たようなつや消し面になりました。
半永久と公称されているRASERと違い、BALANCERは消耗品なのですが、つや消し仕上げにしたいだけならメラミンスポンジでも代用出来ると思います。
光沢仕上げの方はちょっと代わりになるモノが思い浮かばなかったので、光沢仕上げを使いたい場合は、BALANCERを補充するしかなさそうですが……。
次にこの工具の売りと思われる透明プラのゲート処理を行ってみました。今回はMGシェンロンガンダムのビームトライデントのエフェクトパーツを磨いてみました。
RASERでゲートを落とし、BALANCERの光沢仕上げで磨いてみたものです。RASERでゲートを落とした時点で目立ったキズや曇りもない感じでしたが、BALANCERで仕上げるとゲートがどこにあったのかも分からなくなりました。自分はこの後塗装してクリアコートで仕上げるのですが、塗装するならRASERだけで十分かもしれません。
これはBALANCER以後の工具に言えることなのですが、光沢、マットいずれにしてもいわゆる無塗装で簡単フィニッシュをやる向きの人向けのモノだと思います。
最終的に全塗装する場合だと、ゲート周りの処理ってペーパーの跡が少々残っても問題はありませんが、簡単フィニッシュの場合だとプラの質感がどうしても目立ってしまうため、ヤスリをかける作業は塗装仕上げよりも神経を使いました。
このゲートリムーバーセットを使うとBALANCERで良い感じに面の統一が出来てしまうので、無塗装仕上げや簡単フィニッシュを容易に出来るようになるのではないかと思います。
塗装派としても上手く使えばキズがあまり残らないRASERは面白い工具ですし、特に透明プラのゲート仕上げにはかなり有用な工具だと思います。
先にも書いた通り、柔軟性は無いガラスヤスリのため、使用場所がある程度限定されてしまう点と、ABSのような滑らかな樹脂を削るのには向いていない(RASERを当てても滑りやすく、少し削りにくかったです)など、場所によって使い分ける必要は感じましたので、従来のペーパーなどと併用して使いわけたいと思います。
あ、RECOVERについてですが、他の工具を当てた場所を擦ると、元パーツの質感っぽいモノに戻るような感じはしましたが、大きく使い所は無いかな……という印象でした。
他にはRASERの切削粉の除去に使うみたいですが、水で濡らしてティッシュで拭けば簡単に落ちるので、RECOVERを使わなくてもいいかもしれません。
最後に簡単にまとめます。
良い点、利点など
RASER
・コツはいるけど意外と削りやすい。切削感は400番~600番くらい。
・耐久性が高い(公称では半永久と言われていますが、切削粉を洗いながら使うと使用感は変わらなかった)。
・キズがあまり目立たない、透明プラを削っても目立ったキズはほぼつかない。
BALANCER
・パーツを磨くだけで光沢、マット仕上げをコントロールできる。
・無塗装仕上げや簡単フィニッシュの場合、RASERと併用することでゲートを目立たなくすることが可能。
・マット仕上げならメラミンスポンジでも代用は可能(BALANCERのマット仕上げの方がメラミンスポンジよりもやや光沢寄り)。
欠点、苦手な面など
RASER
・ABSのような滑りやすい素材を削りにくい。
・水研ぎ出来ないので、どうしてもプラ粉が出やすい。
・パーティングラインの処理に向かない。合わせ目の処理にも向かない。
BALANCER・RECOVER
特に目立った欠点は無し。塗装する向きの人は使い所があまり無いくらい?
こんな感じです。
いわゆる素組み派のモデラーさんにはゲートを綺麗に処理できる決定版的なツールと言えるかもしれません。
塗装派の人でもサフ吹きの際にキズが出て落胆する率が減らせるのと、透明プラのゲート処理が楽になる等の作業効率化が期待できるツールだと思います。切削力がそれほど強いツールでもないので、自分で普段使っているツールとの使い分けを考える必要はありますが。
メイドジャンヌオルタ製作中と、次の製作予定など
次回出品予定のガレージキット メイドジャンヌオルタですが、塗装前まで作業が進んでいます。
これから塗装なので、早ければ今週中には完成すると思います。
そして、次の製作予定アイテムはMGシェンロンガンダムEW タウヤー装備です。
コミック版エンドレスワルツに出てきた機体のキット化ですが、この手の武装バリエーション機体は敗者達の栄光で多数出てきたので、次も色々と出て欲しいなあと思っています。
あと、先週末にG PARTSさんで販売されていた「GUNPRIMER ゲートリムーバーセット」を何とか入手できましたので、今回のシェンロンガンダムで早速使用してみようと思っています。
今までゲート処理は神ヤスなどを使用していましたので、ガラスヤスリを使うのは初めてです(こちらの商品はガラスヤスリとしても特殊な商品っぽいのですが……)。この辺の使用感みたいなものも近々アップしようと思いますので、よろしければチェックして下さいませ。
ブラダマンテ完成しました
先程写真撮影も完了しましたので掲載します。今夜中に出品予定となりますので、よろしくお願いいたします。
お尻周りの造形が凄いです……。
オリジナルフィギュアの製作と、展示につきまして
現在製作中のオリジナルフィギュア「甲姫レジナ」です。7月開催のワンダーフェスティバル2019サマーにて販売予定で鋭意製作中です。
デジタル造形していたものを試しに出力してみたので公開します。
女王様っぽさを演出しようということで、別の虫を踏みつけている感じでディスプレイベースを製作しました。雰囲気は出ているのではないかと。
まだパーツ分割をどうしようかなど、造形的にもブラッシュアップしていこうと思っております。
今回3D出力したモノは、いつもお世話になっております、大阪府高槻市にある模型店「文具とプラモの店 タギミ」さんに展示させて頂いております。
お店にお越しの際は、ご覧になって頂けましたら幸いです。
タギミさんのホームページは下のリンクからどうぞ!